GUHL LABORATORY(グール ラボラトリー)のスムースエンハンスシャンプーを使ってみました。
グールは実は花王のブランドなんですね。
花王がヨーロッパ(主にドイツ)で展開しているヘアケアブランドを日本でも売り出したようです。
今回使ったスムースエンハンスは、
「根元のベタつきを抑え、パサつく毛先を保湿し、軽やかでさらさらな髪に」
とのことですが、どんな仕上がりになったのでしょうか。
使ってみた感想を書いていきたいと思います。
シャンプー中の感想
香りは海外のシャンプーっぽい感じ。
メロートロピカルの香りって書いているけど、よく分かんない(笑)
甘い匂いが強めで、シャンプーの後もしっかり残ってました。
泡立ちは良く、クリーミーな泡。
メインの洗浄成分は、ラウレス硫酸アンモニウム。
かなり洗浄力が強い成分です。
次に書かれているのがエタノール。
アルコールで皮脂を落とす感じなのかな。
ベタつきを抑えるというのが目的のようなので、洗浄力は強めになっているようです。
ぬるつきは残らず、きしみもありません。
すすぎ終わった直後は髪が重くなりました。
水分を吸っているのでしょうか?
仕上がり
しっとり感はありますが、ハリコシがないからか、ペタンコになってしまいました。
重めの仕上がりで、全然軽やかさがない!
ブラッシングすると、髪の毛同士がくっついてゴワゴワに。
手ぐしでほぐすと、指通りがよく、柔らかくなります。
たぶん、髪にしっとり感を出させるために、髪の表面に保湿成分を付けているのですが、それがちょっとベタつきがあるんじゃないかな。
だから、ブラッシングして髪の流れがきれいに揃うと、髪の毛同士がくっついてしまうんだと思うんです。
補修、保湿力
特徴として挙げられている成分は、
- コハク酸
- 乳酸
- レモングラスエキス
- アロエベラエキス
の4つ。
コハク酸
カルシウムを取り除いて、指通りを良くする成分。
水道水にはちょっとカルシウムが含まれていて、これが髪に残るとごわつきやすいんだ。
カルシウムを除去することで、指通りが改善するってわけです。
乳酸
pHの調整と殺菌作用がある成分。
pHって酸性かアルカリ性かの度合いを表す数値。
リトマス試験紙とか、小学校でやったの覚えてるかな?
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髪のpHと等電点の関係。毛髪は弱酸性がいいんです!
髪は弱酸性の状態がいいと言われます。 髪が弱酸性になっていると、髪の電荷がゼロの安定した状態になっています。 この状態が等電点で、pHが4.5~5.5の状態です。 今回は、等電点とは何か? なぜ弱酸性 ...
簡単に言うと、髪にいいと言われている弱酸性に髪を近づけるための成分ってこと。
レモングラスエキス
殺菌や抗炎症作用があるらしい。
頭皮環境を整える効果がありそうですね。
アロエベラエキス
保湿効果や抗酸化作用があるようです。
これも頭皮に良さそう。
ということで、成分だけ見るとなんか良さそうですが、実際の仕上がりはイマイチ。
頭皮の状態と、次の日の朝の髪の状態を順番に紹介していきますね。
頭皮の状態
汚れは取れていますし、そんなに乾燥してないかな。
この写真じゃ分かりにくいけど、髪の毛には付着物がところどころありました。
寝ぐせ
次の日の朝の状態。
寝ぐせは無いんだけど、やっぱりペタンコ。
ボリュームが出ません。
僕の髪はそんなに細くはないのにこの状態なので、猫っけだと本当にペタンコになっちゃうかも。
まとめ
感想をまとめると、
- パサついて硬い
- やや引っかかる
- ハリがなくぺたん
- べたつきはないのでサラサラではある
- 地肌はベタつく
- キューティクルが少し浮いている
2000円近い値段なので、成分的に見てもちょっと割高感があるシャンプーかな
- 補修力:1
- 保湿力:2
- まとまり:4
- くせ毛改善:2
- 頭皮環境:3