ヘアオイルって普通はアウトバスで使いますよね?
りょうたろう流はヘアオイルをインバスで使うんです。
「インバスオイルケア」と名付けましょう!!
そのメリットは、
- 重くならない
- ツヤツヤ
- まとまる
- くせ毛改善
など、いいことだらけ。
色々と実験してみたので、やり方と効果をご紹介したいと思います。
インバスオイルケアのやり方
やり方はとても簡単。
- 普通にシャンプーをする
- 水気は切らずにオイルをなじませる
- すすぐ
だけです。
水気を切らないのはオイルを髪全体に伸ばすためです。
水気を切ってハーフドライ状態にすると伸びにくかったので。
使った量はこのくらい。
僕の髪の長さだとこの半分でも良さそうです。
オイルは水(お湯)ではほとんど落ちないので、すすぐ目的は髪全体にオイルを均一になじませること。
一か所にオイルがかたよらないので、変に重くなったりもしにくいのです。
効果
実験として次の3パターンを試してみた結果です。
- アウトバスでオイル
- インバスオイルケア
- インバスオイルケアの後にトリートメント
仕上がりがこちらです。
アウトバスオイルだとくせ毛は改善しないし、重くてペタンコに。
毛先だけにすればいいんだけど、実験なので。
その点、インバスだと髪全体になじませても重くならないのがメリット。
しっとり、やわらかく、まとまるツヤ髪になりました。
インバスオイルケアの後にトリートメントを使ってみたんだけど、これは逆効果。
トリートメントがオイルを乳化して落としてしまいました。
軽くなったけど、ツヤはないしうねりも改善しませんでした。
使ったシャンプーは全てパンテーンミセラー、トリートメントはダイアンパーフェクトビューティです。
ヘアオイルの選び方
効果的なヘアオイルの選び方は、髪のCMCという成分の代わりになる成分が含まれているオイルであること。
CMCはキューティクルを髪にくっつけている重要な成分。
CMCを補うことでキューティクルが整い、柔らかくツヤのある髪になるのです。
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CMCとは?髪のダメージ補修や髪質改善の重要成分です
CMCという成分をご存知でしょうか? 元々髪にある成分で、髪のしなやかさに必要不可欠な成分です。 ですが、CMCはちょっとしたダメージですぐに失われてしまい、これが髪のダメージの原因になってしまいます ...
ドラッグストアのヘアオイルは、主成分がシリコーンオイルなので効果がありません。
オススメは、
- アルガンオイル
- マカダミアナッツオイル
- マルーラオイル
などです。
これらが主成分になっているものを選びましょう。
今回使ったのはメルヴィータのアルガンオイルです。
アルガンオイルに含まれる脂肪酸は下の図のようになっています。
オレイン酸やパルミチン酸はCMCを構成している脂肪酸なので、補うことで髪がキレイになるのです。
他のオイルとも脂肪酸の比率を比較してみましょう。
パルミトレイン酸もCMCに含まれる脂肪酸なので、髪の補修効果があります。
まとめ
インバスオイルケアのポイントをまとめると、
- CMCに近い組成のオイルを選ぶ
- 髪全体になじませることで均一に疑似CMC成分を補充できる
- すすぐので重くなりにくい
- しっとりツヤ髪に仕上がる
ということになります。
注意点として、インバスオイルケアをした後にアイロンやコテを使う場合は140℃以下程度に抑えてください。
植物オイルを使うので、高温で酸化が急激にすすむ恐れがあるからです。
また、次の日にはオイルがしっかり落ちるようにシャンプーをしてください。
植物オイルが残ってしまうとやはり酸化してニオイの原因などになってしまうからです。
これら注意点を守れば、インバスオイルケアの効果は抜群!
ぜひヘアケアに取り入れてみてくださいね。