シャンプーの成分表示って、基本的には配合量の多い順に書かれています。
ですが、実は例外もあるのです。
薬事法の1%ルール
薬事法では、1%以下の成分に関しては、多い順に書かれていなくても良いことになっているのです。
1%以下であればほとんど効果が無いと考えられているためです。
これを悪用して少ない配合量のものを多く見せている場合もあるようです。
例えば、全30種類の成分で構成されていて、そのうち20種類が1%以下の配合量だったとします。
そうすると、一番少ないものを11番目に書くことができてしまうのです。
僕らはどこまでが1%以上配合されているか分からないですから、たくさん配合されているように思いますよね。
だから、ほとんど配合されていなくても「天然〇〇成分配合!」とか、主成分であるかのようにアピールできちゃうわけです。
見破る方法はあるの?
僕らには分かりませんが、シャンプー作っているメーカーの方なら、成分表示のどこまでが1%以上配合されているか大体分かるそうです。
「普通はこの成分は1%も配合しない」という成分があるそうで、それより下に書かれている成分は1%以下だろうと予想がつくというわけなんですね。
この問題に関しては見破る方法は今のところありません。
実際使ってみて効果を確認するしかないので、どんどん情報を発信していけたらなと思います。