地肌をしっかり洗う、クレンズ発想のパンテーンミセラー。
今回は、青のパッケージのピュア&クレンズを使ってみました。
しっかり洗うことを目的にしているので、洗浄成分がかなり強力!
最近では珍しいラウリル硫酸Naという洗浄成分を使っています。
汚れは落ちると思いますが、乾燥はしないのか?
実際に使ってみた感想と評価をまとめてみました。
ミセラー粒子とは?
はじめに、商品名のミセラーってどんな意味で、どんな働きをするものか調べてみました。
ミセラーのスペルはmicellarで、「ミセルの」という意味です。
ではミセルって何かというと、界面活性剤の集合体です。
以前、界面活性剤についての記事で下の図の説明をしました。
上の絵の右側のように、界面活性剤が汚れ取り囲んでできているボール状のものをミセルと呼びます。
ということは、普通のシャンプーと同じような気がしますが、「0.6ミクロンの小さなミセラー粒子が汚れを取り除く」というのがポイントなようです。
小さい粒子ということは、もしかして、メインの洗浄成分のラウリル硫酸Naのことなのでは?
これがパンテーンミセラーの成分です(見にくくてすみません)
ラウリル硫酸Naは、分子量が小さくて頭皮に浸透しやすいため、最近ではあまり使われていない成分です。
代わりに、分子量を大きくしたラウレス硫酸Naを使うようになっています。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
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シャンプー中の感想
とろみのあるテクスチャーで、泡立ちはいいです。
香りはすっきりした匂い。
朝摘みフルーツの香りとのことです(モサミント、桃、カシス)
すすぎをすると、かなりきしみます!
やっぱり洗浄力が強すぎますね。
ラウリル硫酸Na+ラウレス硫酸Naなので、市販の中でもトップクラスに刺激も洗浄力も強いんじゃないかな。
ベタインやアミノ酸の洗浄成分も加えられているけど、かなり強めの洗浄力はハズです。
仕上がり
髪を乾かすと、ぱっさぱさでチリチリに。
髪や頭皮に最低限必要な皮脂まで洗い流されているからです。
指通りも悪く、かなり絡まります。
補修、保湿力
補修力は全くありません。
髪のハリがなくなってヘナヘナです。
猫っ毛みたいな感じ。
保湿力もなくパサパサになってます。
頭皮の状態
汚れはしっかり落とせていますが、かなり乾燥しています。
使い続けると、逆に皮脂の分泌量が増える可能性もあります。
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次の日の朝の髪
かなりウネウネしててツヤもありません。
乾燥してハリもないので、うねうねしたくせ毛になっちゃうようです。
まとめ
クレンジングシャンプーとしては優秀で、しっかり汚れを落とすことができます。
ですが、髪質はかなり悪いので、補修力のあるトリートメントも一緒に使う方がいいと思います。
あと、地肌の潤いも奪うので、夕方5時までサラサラどころか、皮脂の分泌量がだんだん増えてしまって、余計にベタつきやすい地肌になってしまう可能性があります。
強力な洗浄力は、髪にダメージを与えるので、美容室のトリートメントも3日で剥がしてしまいました。
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- 補修力:1
- 保湿力:1
- まとまり:1
- くせ毛改善:1
- 頭皮環境:1