夏本番!
お肌のメラニンが気になる季節ですが、髪のメラニンとの違いって気になりませんか?
お肌にはメラニンは大敵!
でも髪にとってはメラニンは超大事!
髪とお肌のメラニンの働きの違いは何か?
解説していきましょう。
髪のメラニンの働き
髪のメラニンの働きは、髪に黒い色を付けること。
髪の毛は、はじめは色の無い状態で生まれるんす。
それが毛穴の中でメラニンという黒い色素によって染められ、黒髪になって生えてくるワケ。
だから、年をとって毛穴でメラニンを作れなくなると白髪になるんです!
年齢以外にも、ストレスやホルモンバランスの乱れなんかによっても白髪に。
メラニンを作っているメラノサイトっていう細胞の働きが悪くなってしまって、白髪が増えちゃうんです。
他にも、メラニンの働きはあります。
黒い髪は紫外線を吸収するので、頭皮を紫外線から守っているんです。
髪に紫外線が吸収されるとき、メラニン色素が破壊されると言われている。
だから、紫外線が白髪の原因の一つだって言われるんだ。
でも、そんなに心配しなくていいと思う!
紫外線に当たったからといって、すぐに白髪になるワケじゃない。
徐々に色素が薄くなっていくだけ。
きっと、白髪になる前に髪が抜けて生え変わっているハズなんです!
ちなみに、髪をブリーチしていると、紫外線で傷みやすくなります。
紫外線から守るメラニンを色素を抜いてしまっているので当然ですね。
お肌のメラニンの働き
お肌のメラニンは髪とは逆で、はじめは作られてない状態。
肌に紫外線が当たると、肌の奥まで紫外線が届いてダメージを受けないように、肌は防御反応をする。
それが、メラニンを作るという反応。
髪と同様、メラニンは紫外線を吸収してくれるんだ。
肌は黒いメラニンを皮膚の表面に作り出して紫外線を吸収させ、肌の奥まで紫外線が届かないようにしているんです。
だから、お肌のメラニンは、紫外線が当たるほど、どんどん増えていくというワケですね。
ここで問題となるのが、メラニンの生成によってお肌に色素沈着してシミになってしまうこと!
メラニンの生成を抑えるサプリで白髪に!
スキンケアに興味がある女性なら、メラニンの生成を抑えるサプリというのもご存じですよね。
メラニンの生成を抑えてくれれば、お肌にシミができにくくなるのでいいハズなんです。
でも思い出してください。
髪を黒くしているのも同じメラニンなんです!
そう、メラニンの生成を抑えるサプリを飲むことで白髪が増えてしまったという声があるのは、髪のメラニン生成も抑えられてしまったことが原因である可能性もあるんです!
そもそも防御反応で生成されるメラニンを抑えるなんて、逆にお肌の奥にダメージを与えてしまいそうで怖くないですか?
紫外線対策は、とにかく紫外線を受けないようにするのが一番ですね。