2019年にリニューアルされたスティーブンノルのインバスシリーズ。
シャンプーとしては4種類、そしてクレンジングコンディショナーの合わせて5種類がラインナップされています。
目次
スティーブンノルシャンプーの種類
シャンプーのラインナップは、
- モイスチュアコントロール
- フォルムコントロール
- ボリュームコントロール
- カラーコントロール
の4種類。
そして、地肌クレンジング、シャンプー、トリートメントが1本でできる
「クレンジングコンディショナー」
の合わせて5種類がラインナップされています。
成分解析
代表してボリュームコントロールの全成分を見てみましょう。
洗浄成分はシリーズごとに違っています。
※表はスワイプしてスクロールできます。
シリーズ名 | モイスチュアコントロール | フォルムコントロール | ボリュームコントロール | カラーコントロール |
---|---|---|---|---|
メインの洗浄成分 | オレフィンスルホン酸 | ココイルメチルタウリンNa | ココイルメチルタウリンNa | ココイルメチルタウリンNa |
補助の洗浄成分 | ココイルメチルタウリンNa | オレフィンスルホン酸 | ラウロイルサルコシンTEA | オレフィンスルホン酸 |
洗浄力 | 強め | 適度 | やや弱め | 適度 |
「オレフィンスルホン酸」は洗浄力が強い成分。
「ココイルメチルタウリンNa」はアミノ酸系で低刺激。
「ラウロイルサルコシンTEA」もアミノ酸系ですが、やや洗浄力が強めです。
補修成分は全て共通していて、
- トリュフエキス
- オリーブ脂肪酸エチル
の2つ。
キューティクルの補修効果がある成分です。
これらのおかげで、まとまりやすくツヤが出やすい髪になります。
スティーブンノルの評価を比較
実際に使ってみた評価をまとめてみました。
※表はスワイプしてスクロールできます。
シリーズ名 | モイスチュアコントロール | フォルムコントロール | ボリュームコントロール | カラーコントロール | クレンジングコンディショナー |
---|---|---|---|---|---|
洗浄力 | 強め | 適度 | 低め | 適度 | - |
補修力 | △ | △ | △ | △ | 〇 |
保湿力 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
まとまり | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ |
ハリコシ | 〇 | × | × | 〇 | 〇 |
ツヤ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
くせ毛改善 | △ | △ | 〇 | △ | 〇 |
サラサラ | 〇 | 〇 | △ | 〇 | △ |
ふんわり | △ | × | × | △ | 〇 |
香り | すっきりしたフローラル系 | さわやかなフローラル系 | さわやかなフローラル系 | 植物っぽい匂い | ローズ系 |
容量、値段 | 400ml / 1,300円前後 | 500ml / 1,700円前後 |
では、それぞれのシャンプーを使った感想を詳しく書いていきたいと思います。
モイスチュアコントロール
フローラル系ですっきりした匂い。
洗浄成分がスルホン酸メインで、シリーズの中で一番洗浄力が高くなっています。
ハリも出るので、ふんわり軽めの仕上がり。
でもパサつかず、柔らかく、サラサラな髪質になりました。
フォルムコントロール
香りはフローラル系のいい匂い。
アミノ酸+スルホン酸の洗浄成分でそこそこ低刺激です。
うねりケア効果があるはずなんだけど、そんなに改善せず。
ボリュームコントロールの方が真っ直ぐになってました。
潤いはあって柔らかい髪質に。
少しボリュームダウンしやすいと思います。
ボリュームコントロール
フローラル系のさわやかな香り。
洗浄成分はアミノ酸系で、唯一補助にもスルホン酸が使われていません。
なので、ボリュームコントロールなのにふんわり感はなく、一番しっとりまとまる髪に仕上がりました。
うねりもなく、真っ直ぐになるので、艶も一番あります。
カラーコントロール
なんか独特な匂いでした。
植物っぽい感じ??
これもアミノ酸+スルホン酸の洗浄成分でそこそこ低刺激。
たぶん、キューティクルを補修することで色落ちを防止しているんだと思うんだけど、それは全種類共通の成分なので、これだけが色落ち対策できるとは思えないんです。
仕上がりはツヤがあってサラサラ。
適度なハリもあります。
クレンジングコンディショナー
香りはローズ系。
乳化剤で油分を浮かせて落とすタイプです。
5つの中では一番ハリが出ると思います。
その分広がりやすいというデメリットも。
スティーブンノルの選び方とおすすめ
スティーブンノルの全5種類のシャンプーをすべて使ってみたので、比較してみたいと思います。
スティーブンノルはどれがいい?
クレンジングシャンプーは週一回のスペシャルケアなので比較対象から外しました。
フォルムコントロールも入れていません。
特徴はカラーコントロールと似ているけど、カラーコントロールの方が髪質がいいからです。
ということで、おすすめの選び方は、
☑地肌がべたつきやすい人は洗浄力が一番強い『モイスチュアコントロール』
☑うねりが気になる人は『ボリュームコントロール』
☑色落ち対策したい人は『カラーコントロール』
がオススメです。
旧シリーズ
リニューアル前のスティーブンノルシリーズのレビューしていますので、気になる方は参考にしてみてください。