最近髪が傷みやすくなったと感じることはありませんか?
その原因はキューティクルが薄くなっているからかも。
年齢とともにキューティクルは薄くなる傾向にあるので、キューティクルが剥がれやすくなって、髪が傷んでしまうというワケなんです。
では、どうしてキューティクルが薄くなるのか?
対策はどうすればいいのか?
などについて説明していきたいと思います。
年齢とともにキューティクルが薄くなる理由
キューティクルは、20歳くらいまではどんどん厚くしっかりしてくるのですが、20~25歳くらいをピークに、今度はどんどん薄くなっていきます。
なんで薄くなるのかを説明する前に、まずはキューティクルの構造を復習。
キューティクルの構造
キューティクルってうろこ状に何枚も重なっていて、人によって差があるのですが、2枚~10枚くらい重なっています。
キューティクル同士や髪とキューティクルはCMCと呼ばれる脂分で接着されています。
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CMCとは?髪のダメージ補修や髪質改善の重要成分です
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年齢とともにCMCが減少
キューティクルをくっつけているCMCは、年齢とともに減っていくと言われています。
CMCが少なくなってしまうと、キューティクルが剥がれやすくなってしまいますので、枚数が減ってしまうというワケです。
さらに、1枚のキューティクルの厚み自体も薄くなってしまうと言われています。
これらは、加齢による新陳代謝の悪化によって、髪に栄養が届きにくくなることが原因と考えられています。
キューティクルが薄くなるとどうなる?
キューティクルが剥がれたり、薄くなったりすると、
- 指通りが悪くなる
- パサつく
- ハリコシがなくなる
- カラーが色落ちしやすくなる
といったことが起こります。
キューティクルは髪を守るための保護膜のようなもの。
それが薄くなってしまうと、内側から水分やタンパク質が抜け出てしまいますし、せっかく染めた色素も流れ出てしまいやすくなります。
キューティクルがしっかりしていると、ハリコシが出ますが、薄くなるとハリコシがなくなって髪がペタンコになりやすくなったりもします。
傷みやすくなった髪の対策方法
良く言われる対策方法としては、規則正しい生活、栄養バランスが取れた食事、適度な運動とかですが、そんな分かり切ったことは置いておきましょう!
まず、傷んだ髪は補修が必要!
内側から抜け出た水分やタンパク質を補いましょう。
PPTが配合されたシャンプーやトリートメントでダメージホールを補修することで、弾力がアップし、保湿力も改善します。
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PPTで傷んだ髪を補修!
傷んだ髪をなんとかしたいと思ったら、ダメージケア用のシャンプーやトリートメントを選ぶと思いますが、本当に補修できていますか? ダメージケア用でも、髪の表面をコーティングしているだけのものがたくさんあり ...
さらに、疑似CMCを補ってキューティクルのリフトアップを防止。
はがれにくくします。
最後に、疑似キューティクルで髪をコーティングして内側からの水分やタンパク質の流出を防ぎ、指通りも改善させます。
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擬似キューティクルで傷んだ髪を保護!
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これらのケアは、一回やっても次の日シャンプーしたらリセットされます。
なので、毎日続けるしかありません。
というわけで、対策は2択
- ちょっといいシャンプーやトリートメントを使い続ける
- 根本的に対策するために生活改善する
あなたはどっちを選びますか?