※スティーブンノルは2019年3月にリニューアルされています。
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STEPHEN KNOLL(スティーブンノル)シャインリペアシャンプーのシルキースムースを使ってみました。
ニューヨークのヘアスタイリスト、スティーブンノルとコーセーが共同開発したシャンプーのようです。
洗浄成分は、同じコーセーのジュレームアミノに近い感じ。
アミノ酸+スルホン酸+ベタインです。
もちろんシャンプーの品質は洗浄成分だけでは決まりません!
どんな仕上がりになったか、使ってみた感想をご紹介します。
シャンプー中の感想
パールのような色のテクスチャーで、かなりとろみが強い。
香りはフローラル系です。
泡立ちはいいですが、初めからではなく、だんだん泡立ってきます。
きめ細かい泡になります。
アミノ酸系なので、低刺激ですが、コーセーのお得意のオレフィン(C14-16)スルホン酸Naが二番目に来ているので、洗浄力はそこまで弱くなさそう。
ぬるつきは少しだけ。
きしみは全くありませんでした。
仕上がり
ふんわりしてて、指通りもいいです。
シルキースムースというだけあって、本当にその通りの仕上がり。
軽いけどパサつかず、潤いはしっかり残っているんです。
補修、保湿力
パッケージの裏に書いてあったのは、
- 高浸透毛髪補修成分(オリーブ脂肪酸エチル)
- クリスタルシャインコート
の2つです。
オリーブ脂肪酸エチル
キューティクルを補修する成分らしい。
脂質なので、たぶん18-MEA的な働きをするんじゃないかな。
指通りが改善したり、ツヤが出やすくなったりするハズ。
クリスタルシャインコート
こういう名前の成分があるわけじゃなくて、勝手に名付けただけ。
どの成分を指すかというと、
- オリーブ果実油
- ポリクオタニウム-7
オリーブオイルの保湿効果と、ポリマーによる皮膜で髪をコーティングしているということですね。
他にもコーティング効果がある成分が使われています。
- ベヘントリモニウムクロリド
- ポリクオタニウム-10
これらはカチオン性の成分なので、吸着力が高く、指通りが良くなるのですが、地肌への刺激がちょっと心配な成分です。
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頭皮の状態
汚れはしっかり取れてるけど、潤ってるってほどじゃないかな。
アミノ酸系だけど、スルホン酸がそれなりに効いているようです。
乾燥しているワケじゃないので、全然悪くないと思います。
寝ぐせ
寝ぐせはなく、ふんわりまとまってるって感じ。
一日経ってもベタつかず、軽いままです。
前髪のうねりも少し改善。
柔らかく、サラサラな状態がキープできていました。
まとめ
ふんわりサラサラな感じの髪を目指すなら、なかなかいいシャンプーじゃないかな。
ふんわり系って脱脂力が強いだけでボサボサになるやつが多いけど、うるおいもキープされます。
髪の内側の補修効果はあまりないので、ダメージヘアだと合わないかもしれませんが、そんなに傷んでないなら、結構いいシャンプーかも。
- 補修力:3
- 保湿力:4
- まとまり:5
- くせ毛改善:4
- 頭皮環境:4