シャンプー前後のすすぎって、髪のためにはかなり大切なんです。
なんで大切なのか、どんなやり方が正解なのかについてご紹介していきたいと思います。
目次
シャンプー前のすすぎが大切なワケ
シャンプー前のすすぎの目的は2つあるんです。
- 汚れを落とす
- 髪にしっかり水分を含ませる
です。
両方とも泡立ちを良くするために重要なんです。
汚れを落とす
スタイリング剤なんかを使っている時は、特にシャンプー前のすすぎで、できるだけ落としておいた方がいいんです。
洗浄力が強いシャンプー(硫酸系とか)なら多少残ってても洗えちゃうんだけど、低刺激なシャンプーだと泡立たないことが多い。
だから2度洗いしちゃうんだよね。
低刺激なシャンプーなら2度洗いでも悪くはないんだけど、お値段お高めなのが多いから、節約したいなら、面倒だけどすすぎをしっかりするのがオススメです。
髪にしっかり水分を含ませる
シャンプー前のすすぎって、髪の表面が濡れてればオッケーって思ってませんか?
実は、髪の内側まで水分を含ませるのが大事なんです。
髪は濡れるとキューティクルが開きます。
開くと、そこから水分が髪の毛の中に入っていくんです。
そこまでしっかり水分を髪に含ませてあげると、シャンプーしたときの泡立ちがメッチャ良くなるんです。
ショートヘアの僕でも3、4分はすすいでるんです。
ロングヘアの女性だと大変だと思うけど、頑張ってみてほしいです。
シャンプー後のすすぎが大切なワケ
シャンプー後のすすぎをしっかりする理由は、成分が地肌に残留しないようにするため。
シャンプーでもコンディショナーと同じような成分が入っていて、それが地肌に残っちゃうんです。
分かりやすいのはシリコン。
でも、ノンシリコンシャンプーだからって安心したらダメなんです。
ノンシリコンシャンプーでも、シリコンの代わりにコンディショニング成分が使われてるからなんです。
ノンシリコンシャンプーでシリコンの代わりに使われている成分
ノンシリコンシャンプーでも、最近では髪がきしまないものも増えてきました。 そういったシャンプーにはシリコンに代わる別のコーティング成分が使われています。 良く見るのが「ポリクオタニウム-10」という成 ...
しかも、シリコンより地肌に残りやすい成分がほとんど。
だから、シャンプー後のすすぎも長めにしておいた方がいいんです。
あと、アミノ酸系シャンプーも、ぬるつきが残りやすいものが多いから、しっかりすすぎましょう。
目安はぬるつきがなくなるまで!
ぬるつきは髪にいい成分なの?
ぬるつきは、髪の保護成分である場合が多いんです。
これが難しいところ!
髪にはいいんだけど、地肌にはよくないんです。
地肌のベタつきの原因になっちゃうことも。
そこで、解決策を2つ考えてみました。
髪の保護はコンディショナーに任せる
1つ目は普通なんだけど、シャンプーのコンディショニング成分はしっかり落としてしまって、その後のコンディショナーで髪を保護する。
コンディショナーは地肌に付かないようにしておけば、髪にだけコンディショニング成分が残るというワケです。
内部補修効果があるシャンプーを使う
安いシャンプーだと髪の外側をコーティングする成分がメイン。
だから、しっかりすすぐと髪のコーティングがなくなって指通りが悪くなっちゃうんです。
でも、ちょっといいシャンプーだと、PPTと呼ばれる、髪の内側に浸透する成分が使われてるんです。
こういった成分は、しっかり目にすすいでも、髪の内側に残っててくれるので、補修効果をちゃんと残せるんです。
例えば、
や
みたいなシャンプーです。
ハイダメージだとシャンプーの補修成分だけではなかなか補修しきれないので、コンディショナーやトリートメントの方にお金をかけた方がいいんじゃないかな。