お肉を食べると美髪が育つ!
それは髪にはタンパク質が必要ってこと。
髪の毛はほとんどがタンパク質でできています。
そのタンパク質は、食事で取り入れたものから作られています。
ダイエットをすると髪質が悪くなるのは、タンパク質が不足するからなんですよ。
ということで、食事で取り入れたタンパク質から、どのようにして新しい髪が作られて生えてくるのかを調べてみました。
タンパク質以外にも美髪に必要な栄養素をご紹介しますので、合わせて取り入れてみてください。
どうやって新しい髪が作られるの?
キレイな髪を育てるためには、髪の元となるタンパク質をしっかり摂る必要があります。
体内に取り入れらてたタンパク質は、一旦分解されてアミノ酸になり、アミノ酸が体内で再び合成されて、髪になるタンパク質(ケラチン)を作り出すからです。
食べたタンパク質がそのまま髪の毛になるわけではないんです。
髪が生えるまでの流れ
体に取り入れられたアミノ酸は、毛細血管を通って毛乳頭へ届けられます。
毛乳頭の周りには毛母細胞と呼ばれる、髪を作り出す細胞があります。
毛乳頭がアミノ酸や酸素を毛乳頭に送って、毛母細胞を分裂させます。
細胞分裂した毛母細胞は、メデュラ、キューティクル、コルテックスなどの髪の組織に変化。
どんどん上へ伸びていって、毛穴から髪が生えてくるのです。
髪を作るアミノ酸の種類
髪の元となっているタンパク質(ケラチン)は、18種類のアミノ酸からできています。
- シスチン
- グルタミン酸
- ロイシン
- アルギニン
- セリン
- プロリン
- スレオニン
- アルパラギン酸
- グリシン
- バリン
- アラニン
- フェニルアラニン
- イソロイシン
- チロシン
- リジン
- ヒスチジン
- メチオニン
- トリプトファン
髪を育てるのにいい栄養
タンパク質は当然必要ですが、タンパク質を効率的に分解し、頭皮に届け、ケラチンを生成しなければなりません。
タンパク質をケラチンにするまでに必要な栄養素をご紹介します。
ビタミンB
タンパク質をアミノ酸に分解するので髪の成長に役立ちます。
頭皮の皮脂分泌量をコントロールする効果も。
最近髪にいいと言われているビオチンもビタミンB群です。
亜鉛
18種のアミノ酸を結合させるのに必要なのが亜鉛。
アミノ酸からケラチンを作るのに必要な成分なんです。
ビタミンC
亜鉛の吸収を助けるのがビタミンC。
亜鉛はなかなか体内に吸収されにくい成分。
そこでビタミンCを合わせて摂ることで、ケラチンの生成を手助けすることができます。
ビタミンE
抗酸化作用があるので、血液中の活性酸素を増えないようにしてくれます。
活性酸素による酸化で細胞が老化すると言われているので、ビタミンEで頭皮の細胞の老化をおさえることが期待できるんですね。
もう一つが、血管を広げる効果。
血流が良くなるので、頭皮に栄養が届きやすくなります。
まとめ
このように、健康な髪を育てるためにはタンパク質が必要なんです。
お肉でなくてもいいですが、タンパク質はしっかり摂りましょう!
合わせて必要なビタミン、ミネラルを摂ることで、髪の成長力がアップします。
バランスのいい食事は髪にもいいってことですね。