せっかくトリートメントをしても、ずっとその効果が続くわけではないですよね。
自分でできるトリートメントでは、数回洗うとほとんど残っていないと言われています。
感覚的には1回のシャンプーでほぼ流れていってしまっているような気もします。
かなり浸透力の高いシャンプーでも2、3回かなぁ。
だいたいみなさん同じ感覚ではないでしょうか。
補修効果を持続させる方法
これからご紹介する方法を実践しても、残念ながら少し持ちがよくなったかなぁ程度です。
アミノ酸系シャンプーを使う
洗浄力が高いシャンプーだと、補修成分もすぐに流れ出てしまいます。
洗浄成分が直接的な原因かは分かりませんが、洗浄力が強いとキューティクルが剥がれやすくなるので、補修成分も外に流れ出やすいと考えています。
アミノ酸系シャンプーなら、洗浄力も抑えられているので、キューティクルが開きにくい傾向があります。
キューティクルを閉じておくことで、補修成分を閉じ込めておきやすくなります。
それでもキューティクルは水に濡れるだけで開くため、シャンプーのたびに補修成分が流れ出すのは完全には防ぎようがありません。
キューティクルが剥がれないように補修する方法
キューティクルは髪の外側を覆っている薄い膜です。 キューティクルが剥がれることで、髪のダメージが始まります。 キューティクルが整っていると、ハリもツヤもあって指通りも良くなります。 キューティクルのケ ...
髪をシリコンコーティング
髪の外側をシリコンなどでコーティングしておくことで、少しは補修成分が外に流れ出にくくなるかも。
トリートメントの後に被膜系のコンディショナーを使ってみましょう。
毎回やってはみるものの、気持ち効果があるような、ないような・・・です。
髪をすぐに乾かす
これだけは効果があると断言できます。
お風呂上りの後はすぐに髪を乾かしましょう。
髪が乾くことでキューティクルが閉じて、補修成分の流出を防げます。
というか、濡れたままにしておくと、補修成分が流出するどころか、普通に傷みます!
サロントリートメントとの違い
美容室でトリートメントをやってもらうと長持ちしますよね。
2週間から、長ければ1ヶ月くらいでしょう。
美容室のトリートメントは補修成分もシャンプーで流れでにくいように吸着性の高いものを使っています。
熱処理なんかで浸透力をアップさせたりもします。
さらに、シャンプーで流れ出ないようにコーティングで蓋をします。
これもホームケアでできるようなコーティングではないはず。
なので2週間から1か月くらい効果が続くんですね。
まとめ
ということで、傷んだ髪をセルフケアするには、毎回補修成分を髪に補うしかありません。
補修成分といっても、疑似的なタンパク質なので、髪と一体化することはあり得ないんです。
それでも一時的に髪の強さがアップさせることには意味があります。
傷んだ髪は弱いので、引っ張ると切れやすくなっています。
補修することで髪を強くしておけば、切れ毛を減らすことができるのです。
毎日のホームケアが面倒であれば、美容室でトリートメントしてもらうのもいいと思いますが、表面をコーティングするだけのトリートメントだと意味がないので、そこだけは注意しておいてくださいね。